日本福祉犬育成普及会

高齢者や障害者の方の自立と社会参加を助ける福祉犬を育成するとともに、犬へのしつけ・ふれあいを通じ、人と動物がともに生きるやさしい社会づくりをめざします。

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私たちは、動物愛護の思想に基づき、犬を通じて高齢者の生き甲斐の
増進や子供や青少年の健全育成・情操教育につながる幅広い活動を
行っています。

・犬を伴って老人ホームから幼稚園などまでの社会福祉・児童福祉
施設を訪問、さまざまな人と犬のふれあいの場づくりの推進
・講演会、勉強会、補助犬デモストレーション、犬なんでも相談室
・家庭犬のしつけ・訓練教室、問題行動治療、規定訓練テスト
・募金、広報活動、会報発行
・国内外の情報収集や調査研究

福祉犬の育成から、家庭犬のしつけ訓練・学習会などまで、幅広く
活動中です。

社会福祉に役立つ犬「福祉犬」を育成しています

障害のある方や身体機能の衰えた方にとって、日常生活をサポートして
くれる福祉犬はかけがえのないパートナーです。しかも、犬との暮らしは、
精神的ストレスや孤独感を癒し、社会生活への積極的な参加を促して
生き甲斐を増進させるほか、痴呆の進行予防、血圧・を下げるなどの
健康回復にも役立っています。

このように、心身両面に計り知れない効果をもたらす福祉犬を、1頭でも
多く社会へ提供できるように、現在、適正にかなった犬を見極め導入し、
信頼関係を基にトレーニングを重ねています。
(なお、福祉犬は、対象者に無償貸与されます。)

高齢者の生き甲斐増進、子供たちの情操教育にも役立つ!

犬のしつけ訓練や学習会など、学びとふれあいの場を展開しています。
<しつけ訓練〉日本の飼い犬の数は約1,050万頭と、アメリカの約3,500万頭
を別格に他の先進国を大きく上回っています。しかし、先進諸国が犬を
厳しくしつけることを当然の義務と考えているのに比べ、日本の
意識レベルはまだまだ低い状態です。私たちは「しつけとは、人と犬とが
楽しく共存していくために人間社会のルールを教えること」と考え、毎週、
しつけ訓練教室を実施しています。お子さんも楽しく学べる場です。
〈学習会〉犬の安易な飼い方の結果、飼い主が予期せぬトラブルに直面
するケースが急増しています。私たちは、犬に関する正しい知識を学んで
いただけるように、学習会を毎月開催しています。ビデオ鑑賞や公演、
Q&A、相談などを交えた楽しい集いの場です。当会ではまた国内外の情報
収集・提供や調査研究にも力を入れています。

犬を通じて社会福祉に貢献を!

日本では福祉犬の法的な権利は認められたものの(「身体障害者補助犬法」として平成14年9月30日厚生労働省第126号をもって公布され、10月1日から法律として施行された)、まだこれら働く犬たちの知名度が低く、介助犬、聴導犬、盲導犬の区別すら広く理解されていません。一方、ペットの増加にもかかわらず、モラルやしつけ面で先進諸国に大幅に遅れをとっているのが現状です。私たちはこうした状況を改善して、犬を通じて社会福祉に貢献するため、福祉犬の育成とともに、犬に対する正しい知識を育む場を設け、家庭犬のしつけ訓練にも力をいれています。
皆様のご理解とご支援をいただけると幸いです。

「福祉犬」をこ存知ですか?

「福祉犬(assistancedog)」とは、広い意味で福祉に役立つ犬のこと。
視覚障害者の歩行を誘導する「盲導犬」、聴覚障害者に音を知らせる「職導犬」、身体障害者あるいは身体機能の低下した高齢者の手足と
なって働く「介助犬」、それに、在宅介護の家族をサポートするように訓練されたヘルパー犬、リハビリの補助をするセラピー犬、また、てんかんや糖尿病発作などに適切に対応するシーザー・アラート/シーザー・レスポンス犬を合めた総称です。

日本では現在、盲導犬は7800人余の要望に対し、957頭が活躍しているだけで、職導犬・介助犬に至っては合せて40頭ほど(平成18年3月現在)が、活躍しているにすぎません。異例の速さで高齢化が進む今、犬が家族の一員として手助けしてくれたなら、精神的にも肉体的にもどんなに安らぐでしょう。それが医学的にも実証された今日、福祉犬は社会福祉面からみても早急に育成・普及が望まれているのです。
http://www.dogfoodschool.net/